◎渋谷の女子高生に聞きました!上半期色々ベスト10◎
こんばんは、渋谷の女子高生です。本当です。
今日はこのメモブログの初心に帰って、2015年の上半期に自分が見たもののベスト10を、年末に作るであろうランキングの途中経過として書き記しておこうと思います。
上半期、自分の生活環境もちょっとずつ変わり、去年の実家暮らしだったときのように自由に使えるお金も限られてくるようになりました。そのなかでどうにかお金を使わずに新しい趣味を見つけたいと、前々から気になっていた絵本にのめりこむことに成功。絵本を購入することにはお金がかかるものの、読むだけなら図書館を使うというマイルールで着々と絵本の知識と愛着が身についてきているような気がします。
そのなかで、少しずつ減る映画と漫画の数。夜に一人部屋で歯軋りをたてながら「あの映画が見たかった、あの漫画が読みたかった」の毎日ではあります。
まあしかし、これも縁とタイミングだなあと。
安くたくさんの映画が観たいという理由でシネコンよりも名画座に行くことが多くなってそこで新たに大切な映画を見つけられたり、漫画は同じ感覚で雑誌をよく買うようになり、これも色々広がったり。なんというか、貧乏なら貧乏なりに楽しいことも面白いこともあるもんだなあ、というような言葉を毎日壁に向かって呟いて自分に言い聞かせてます。辛くなくなるわけではない。
まああれです、7月から僕の強い気持ち、強い愛がこもった干物妹!うまるちゃんのアニメもあるし、新しい趣味の絵本はすっげえ楽しいし、最近話すようになった新しい友人たちもみんな面白いし、世はこともなしですね。もちろん虚勢ですよ。
全部嘘だったのでなかったことにしました。下からは本当のことです。
ちなみに記事名ではベスト10なんて言ったんですけど、順位を決める作業がまあ時間かかるので今回は10選になります。では。
≪映画10選(名画座含む)≫
『トムアットザファーム』(名画座)
今のところ今年ベスト1候補です。嫉妬するホモ。
『花とアリス殺人事件』
少女の走る理由。岩井監督の作品で一番好きです。
『ワイルドスピードSKY MISSION』
杜撰さすら凄まじいと思える。物語においてのある種理想形。
『劇場版プリパラ』
新天地で送る旧人類たちへの最大の賛辞。ルート3はDVDで。
『劇場版プロレスキャノンボール2014』
カッコいい大人ってカッコ悪い。そして愉快。
『ぼくを探しに』(名画座)
最後の一言のために120分観れてしまう。ここから絵本に繋がったともいえる。
同時上映の『カラフル』は嫌いなところも多かったのだけれど、これは一分の隙もなく好き。煙草ムービー。
『海街diary』
カレームービー。長澤まさみはこの世に産み落とされた女神。
『インドオブザデッド』
カレームービーかと思いきやドラックムービー。家でポテチ食べながら観るのが理想。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ちょっとまだ観てないんですけど、まあ入るでしょう。
以上が上位10作でした。続いて酷いやつを5作あげまーす。酷いぞー。
『君がいなくちゃダメなんだ』
酷すぎてDVDを買いました。綺麗なものを作るって大変だなー。
『エイプリルフールズ』
酷すぎてもう二度と目にしたくないですし、この映画を「おすすめだよ!」って薦めてきた大阪の友人とはもう縁を切りました。
『プリキュアオールスターズ 春のカーニバル』
そういえば特撮オールスターもこんな感じの印象。単独作は今後も行くけど、オールスターはもういいです。
『ジュピター』
よく覚えてないんですけど、面白くなかったことだけ覚えています。
『』
うれしいことにまだここは埋まってないんですねー、6月末に地雷っぽいやつ観にいくのでそれで埋まるとは思うんですが。
≪漫画10選≫
前述のとおり雑誌をよく読むようになったので、まだ単行本化してない作品も並びます。年末までにはまとまってるといいなあ。
『ストレッチ』アキリ
今年のぶっちぎりベスト1候補。そうか、ずっと自分が好きかどうか曖昧だった“百合”というものの、これは最適解なのかもしれない。
個人的に1回ランクインした作家さんのものはなあとか誰に向かってか分からない独り言を言っていたけど、そんなん全部関係ない大傑作。
『あいこのまーちゃん』やまもとありさ
お話の過激性はそれほど興味もないのだけれど、自身の性器をぶん殴るページが今年読んだなかで一番衝撃的なページだった。
『ホクサイと飯さえあれば』鈴木小波
製作過程も楽しめる人間は無敵。飯さえあれば。
全シリーズ漫画としての魅力に溢れてるのだけど、この単行本のおかげで生きるのが少し楽になったのでこれを。深呼吸の必要性。
『逃げるは恥だが役に立つ』海野つなみ
契約結婚というドライな設定から超上質のラブコメへ。高齢処女がヒロイン。
『繋がる個体』山本中学
誰かと繋がりたいという簡単で難解な欲望。女子高生って可愛いなあ。
『ちこたん、こわれる』今井ユウ
結構グロくて驚いた。ドローン少年少女輪になって。
『私を連れて逃げて、お願い。』松田洋子
全てはごっこでギャグ漫画だ。古くから姫と王子の話は笑われてきた。
あれ、デジャブ。というか新刊がでるたびに「この作品は国宝にしたほうがいいのでは……」と思う。
≪絵本10選≫
絵本は正味4月からの趣味なので上半期、といえるほど抑えてないし、過去作ばかり読んでいて今流行のスタイルなどは分からんのですが、そのアーカイブを追うことに違和感がないということこそ絵本の魅力と振り切って自分なりのランキングをつくりました。さすがに全部10選だと嘘になっちゃうので、ここは順位をつけます。その代わりに一言はなしで。
10位『あさになったのでまどをあけますよ』
9位『百合若大臣』
8位『きつねのかみさま』
7位『アライバル』
6位『悪いことをして罰があたった子どもたちの話』
5位『どうするジョージ!』
4位『アブアアとアブブブ』
3位『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』
2位『あかちゃんがわらうから』
1位『どんなにきみがすきかあててごらん』
俺ランク王国は以上になります。崩壊です、ランク王国は崩壊して共和制になりました。年末までには再び国家が築けていることを願っております。