9冊目『妹はクレイジー』

 

妹はクレイジー (1980年)

妹はクレイジー (1980年)

 

「ふたりぶんって、なんてすてきなんだろう。ふたりは、しみじみにっこり見つめあった。」

 

突然引っ越してきたクレイジーっていうか超人の妹と赤ちゃんと暮らすおはなし。

タイトルに惹かれて読んだけどシンプルな絵におはなしが超次元すぎて笑ってしまった。この1冊に3編の中篇が入っているのだけれどそのタイトルが、

「妹はクレイジー」

「クレイジーな妹、汽車を買う」

「クレイジーな妹、飛行機を盗む」

といったクレイジーっぷり。Crazyだぜ。UTSUWA。

終わり方もなんか変だなあと思っていたらよく読むとなんか続きがあるものっぽい。気にはなるけどこれ一冊で満足かなあ。