4冊目『きいてアロエリーナきいてマルゲリータ』
「長いあいだそらを見てたらアロエリーナそっくりの雲があった 帰ってからアロエリーナに報告しなくちゃ」
一緒に暮らすそこそこ大人の女性二人がお互いに暮らしを分け合うおはなし。
読んでるうちちょっとしゃらくせえなと思ってしまったのだけれど、元曲と照らし合わせて読むとなんだかとても良い気分になった。というかどっちが元なのだろう。調べても出てこなかったので分からない。
映画『思い出のマーニー』ではお互いの秘密を守りつつ距離をつめるために一日三つだけ質問をする、という約束を交わし逢瀬を重ねるのだけれど、そっちのが百合っぽくはあるよなあ。あるいは恋愛っぽいというか。全てを聴いて聴いてでいると恋愛ではなくなって、この絵本の2人のような生活になっていく気がする。
とにかく曲がとてもいいので何かちゃんとしたルートで手に入れよう。