1冊目『ぼくを探しに』
- 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,倉橋由美子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1979/04/12
- メディア: 単行本
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絵本界ではどメジャーな本らしいのですが、恥ずかしながら先日同名の映画をみたことによりようやく知り、読みました。
自分の欠片を探しに行く“ぼく”が、一度見つけた自分の欠片を手放してそのまま転がり続けたのは、「欠片を探していたころの僕が“ぼく”だ」ということなのでしょうか。
未完成である自分が本当の自分だ、と胸を張っていえるようになるにはそれ相応の時間と、また覚悟がいる。「自分が大人だと思っているうちはまだ子供だ」と、このシンプルな絵本は教えてくれているように思います。
そうです、全部思い込みです。本当はなんにも考えずころころ転がっているだけの“ぼく”かもしれないのです。でもそれに「意味」や「面白」をみつけようと思いました。メモ書き程度にはなりますが、ここにこれから残していこうと思います。
今の自分は絵本の「意味」や「面白」を探すことにします。